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「埋もれる殺意 18年目の慟哭」ドラマを見て

「埋もれる殺意 18年目の慟哭」

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イギリスのドラマらしい。

華やかなところはないけれど、しっかりしたストーリーでこれぞミステリーという感じ。

とても満足した。

 

このシリーズ初めてだったんだけど、これがシーズン3らしい。

主人公は、キャシーという名前の女性の刑事。勤続28年と言ってたから50代か。しかも主任らしい。

男性を含む部下6人位抱える。

しかも有能。こういうのは日本だとありえないよな。日本はまだまだ女性が社会で活躍するのにガラスの天井がある。

 

部下のインド人男性。さすがイギリス、人種のるつぼっていう感じ。

他の人も懸命に働いている。

 

登場人物も、白人と黒人のカップルとか、インド系家族とか、さすがイギリス。アメリカドラマより、平等らしい。

イギリスって、かっては大英帝国として世界を牛耳ってたけど、今ドラマをみるところ、決して裕福な国ではないなあ。

アメリカの方が豊かかも。

テレビドラマの主演をしている人だったら、アメリカだったら豪邸に住んでるか、NYマンハッタンの豪勢なマンションに住んでるだろうけど、イギリスでは、ロンドンの一軒家といってもちょっと豪華程度。

 

取り調べも、日本だと刑事が怒鳴ったり、突き飛ばしたりする画面があるけど、イギリスの場合、完全に録音し、弁護士も立ち会い、怒鳴ったり殴ったりは一切ない。

この辺、イギリスは進んでいると思う。

結局、怒鳴ったり、突き飛ばしたりするのは、証拠が十分でないから、自白に頼ろうとしてしまうんだろう。

イギリスの刑事捜査の方が、洗練されている、

DNA鑑定、

iPadiPhone、PCが日常に溶け込んでる感じ。

 

 

イギリスのミステリーはいいな。残酷すぎない。島国だから、広大なアメリカと比べ、日本人に地理的広がりが似てて入りやすい。

なんといってもプロットがいい。

女性がリアルに活躍しているのがいい。

 

 

イギリスには死刑制度がないのかな。だから今回の犯人も、終身刑位になるだろうけど、死刑にはならない。

実際、死刑になった後、真犯人は別にいた、っていうケースもあるから、死刑はまずいな。

 

このシリーズ、他エピソードも早く見たい。