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田舎の父のために冷凍弁当を注文する 食卓便

            母が突然倒れ緊急手術、入院となった。助かる確率は20%という手術が成功したが、ICUに二週間入院し、一般病棟に移ってもまだ入院が必要だ。<img class="size-medium wp-image-586 alignright" src="https://letitbeyourself.site/wp-content/uploads/2019/05/入院-300x241.png" alt="" width="300" height="241" />

母も心配だが、父の方も心配だった。年齢も80歳。傍目には健康そうに見えるが、視力が弱り、何より頭が老化しているのを感じた。これまで母が食事を作っていたので、父は料理ができない。残された実家で一人で暮らす父を心配した。

おまけに、糖尿病を患っているのに、ごはんやパンが好きでほっとくと糖質ばかり摂取しているありさまだ。糖尿病が進行すると、失明したり足切断ということもあるらしいので、気を付けなければいけないのだが、父は自分では管理できない。

ということで、お弁当を頼む事を考えた。田舎は車中心の生活で、高齢になり車の運転をなるべくさせたくないということを考え宅配弁当を考えた。

冷凍弁当なら、全国規模で展開しているから、栄養に配慮されたお弁当があるはずだ。

病院の食堂に置いてあったパンフレットにある、日清医療食品の「食卓便」というところがある。おまかせコースなら7食で3,920円+宅配料金390円。およそ一食615円。父の場合は、本当は糖尿病用の糖分に配慮された弁当を頼みたいものだが、父はこってり系が好きなのでそれでは絶対物足りなくなり、結局パンとかも食べてしまうから、それならとバランスの取れた普通食にした。もちろん市販のお弁当よりずっと低カロリーでバランスにも配慮されたものだ。味の方もgood!  父は食べた後ご機嫌だった。

さすが大手が作っているだけあって、メニューの数も豊富。父は退職後はあまり外出もせず、プロ野球中継を見るだけが楽しみのようだったから、美味しい食事が別の楽しみになってくれればいい。

父は、昼間は母の見舞いに毎日通っているので、好きな時間にチンして食べられる冷凍弁当はちょうどいいらしい。こうして父は、夜は宅配弁当、昼はこの冷凍弁当、朝はシリアル、牛乳、生野菜、果物等で一応栄養バランスの取れた食生活が送れるようになった。もちろんもっと安くする方法はあるだろうが、高齢で、下手にガスを使われるより、また食材の買い付けで車の運転をすることや、3食作ってそのたびに後片付けの手間を考えると、弁当の方が子供も安心していられる。